女性であれば、人生で一度はネイルをしたことがある人も多いだろう。爪先がオシャレになると、晴れやかな気持ちになる。しかし、子どもが生まれて、子育てをしていても、できるのだろうか。
この記事では、子育てしながらでもネイルができるのかやおすすめの方法、ネイルの資格について説明していく。ぜひ、オシャレなママになるためにも参考にしてほしい。
子育てしながらネイルをすることは安全?できる?
ネイルといえば、爪が長かったり、ストーンなどの細かなパーツがついているイメージがある。果たして子育てしながらネイルはできるのだろうか。
安全?
子育てをしながらネイルをするのは安全かどうかだが、ネイルの種類によると言えるだろう。爪が長いものであれば、子どもを傷つけてしまう心配があり、ストーンなどの細かなパーツがついているものであれば、外れてしまった際に子どもが飲み込んでしまう可能性があるからだ。
例えば、爪の長さが短めで、装飾品がなく、ネイル自体が剥がれる心配のないものであれば、子どもがいても安全である。 子どものためにも、ネイルの種類をしっかり選ぶことが大事と言えるだろう。
爪の長さはどれくらい?
爪の長さは短めが良いだろう。具体的に言うと、指の腹から爪が見えないかほんの少し見えるぐらいの長さだ。爪が長いと、子どもを傷つけてしまう心配があるからである。おむつ替えや授乳、着替えなど日常のお世話も爪が長ければやりにくい。しかし、普段から爪が長めで慣れているので、問題なくお世話をこなせる人もいるだろう。
子どもは予想外の動きをすることが多いので、爪が長めで慣れていてもその動きに対応することはなかなか難しい。爪の長さは短めである方が子育てもしやすいので、短めにすることがおすすめである。
おすすめのデザインは?
おすすめのネイルの種類やパーツについて詳しく紹介していく。
ジェルネイル
ジェルネイルとは、ゲル状の樹脂を硬化させることでできるネイルのことだ。自分の爪を土台としてゲルをコーティングするので、ぷっくりとしたツヤツヤの質感が特徴的である。
NEWネイル💅✨
流行りのミラーうにょうにょネイル(名前わからない)やってみた!
(キューティクルオイルがデザインにまではみ出ちゃって一部ツヤ感消えちゃってるけどスルーでお願いします✋)
かわちぃ…🥺#NEWネイル #ジェルネイル #セルフネイル pic.twitter.com/QjOIGXYffh
— HAYATO@11/11~12 デザフェス両日 (@HAYATO07080513) March 5, 2023
ゲルをUVライトやLEDライトで硬化させているため、仕上がりが自然でもちが良いのがメリットだ。UVライトで硬化させるため、1分程度でジェルが固まる。そのため、乾くのを待つ時間が短くて済む上に、待ってる間にネイルがよれてしまう心配がない。3週間程度持つと言われているので、頻繁にネイルを変える必要がなく、子育てママには有難い。
シンプル
ストーンなどのパーツが何もついていないシンプルなものがおすすめである。なぜなら、パーツが取れてしまった時に子どもが間違えて飲み込んでしまうかもしれないからだ。例えば、単色やグラデーションのもの、フレンチネイルなどがある。このようなデザインはパーツが付いてなくても、十分オシャレである。
しがないOLの休日の楽しみ
セルフでジェルネイル💅
いろんな色を混ぜ合わせてぐるぐる小さなキャンバスに描くのがなんとも幸
今日のモチーフはクリムトの接吻#日常垢 #日常垢さんとつながりたい #日常垢さんと繋がりたい #日常垢と繋がりたい pic.twitter.com/HodiwDuSrI— Ming. (@komugisuki1125) February 25, 2023
しかし、パーツが何もついていない爪は物足りないと思う人もいるだろう。そんな人には、シールやラメなどの装飾品がおすすめである。
@arkeytokyo さんのウル10被せたんだけど、ウル艶しすぎて爪が濡れとるかと思った!!!固めテクスチャだけどレベリングしてすごい不思議な感じ〜🪄✨初心者でも全然扱えた…!!! pic.twitter.com/BSiVMsgvN2
— SASORI(セルフ🔰ジェルネイル) (@SASORI_nail) March 6, 2023
子どもの事故を防ぐためにも、ストーンなどのパーツが何もついていないシンプルなデザインがおすすめである。
いつからできる?
ネイルはいつからでも始めることが可能であるだろう。なぜなら、ネイルができない理由が特にないからだ。いつからでも始めることは可能だが、子育てで身体が疲れているはずだ。ネイルでオシャレになることも良いが、身体を休めることを優先するべきである。ネイルは子育てに余裕が出てから始めるのがおすすめである。
新生児や0歳児がいてもネイルはできる?
新生児や0歳児がいても、ジェルネイルやシンプルなデザインのように、ネイルの種類やデザインを選べばネイルをすることはできるだろう。ただ、新生児のうちは3時間おきに授乳やオムツ替えなどのお世話があるので、時間や体力の余裕がなかなかないだろう。
新生児や0歳児がいても、ネイルの種類やデザインを選べば、ネイルをすることは可能である。おすすめは、子育てに慣れて落ち着いて来た頃にネイルをすることである。
子育てしながらでもできるネイルは?
ネイルにはいくつかの種類がある。代表的なもので言うと、マニキュアやジェルネイル、スカルプチェアだ。このようなネイルは、子育てしながらでもすることができるのだろうか。
簡単にできるネイルは?
一番簡単にできるネイルはマニキュアである。なぜなら、スーパーやドラッグストア、ネット通販などで簡単に購入することが可能であり、自分の家で塗ることが可能だからだ。
デザインなどをしないのであれば、誰でも簡単にネイルをすることができる。マニキュア以外に必要な道具も特にないので、費用面でも安く済む。たくさんの色が展開されており、好きなようにネイルをすることが可能である。
マニキュアは?
マニキュアは一番手軽にできるネイルである。自宅でネイルができることがメリットだ。
《セルフ夏ネイル》DAISOのマニキュアは期待しずに買ったらめちゃくちゃ可愛すぎた!!!!キャンメイクのN24は爪楊枝を使ってのせるのがオススメ。大きいやつを選んで付けてます🌟
-ごんす@YouTube始めました#コスメがわかるハッシュタグ pic.twitter.com/NBj3Lk2QPe— LIPS(リップス) (@lipsjp) August 18, 2021
しかし、匂いがきつく、剥がれやすいのがデメリットである。マニキュアの独特な匂いの原因は、酢酸エチルや酢酸ブチル、トルエンなどの成分だ。トルエンはシンナーの主成分として知られているものである。
また、マニキュアを落とす時に使用する除光液も匂いがきつい。除光液の主成分は「アセトン」という有機溶剤だ。揮発性と引火性が高いのが特徴であり、除光液の蓋を開けた瞬間から空気中にアセトンが蒸発していく。匂いがどんどん広がるのはもちろん、引火する可能性も高まってしまう。
マニキュアは手軽ではあるが、子どもにとっては悪影響なことが多いので、あまりおすすめはできない。もし、どうしてもマニキュアが良いと言うことであれば、十分に部屋を換気をし、マニキュアをきちんと乾かすことが大切である。
スカルプは?
スカルプとは、ハードジェルやアクリルパウダー、アクリルキッドなどを混ぜたもので爪を長くする技術のことである。ネイルチップとは違って、好みの長さや形にすることが可能である。爪が長くなるので、指を細く長く見せることができる。また、爪の面積が広がるので、ネイルアートの幅も広がり、より自分好みのネイルをすることが可能となる。
2022.12.02
初のスカルプネイル
グリーンとゴールドと薔薇
過去一かわいい pic.twitter.com/XjaaLnN5Rb
— まゆ@P_K_All (@yuma_nnn) December 3, 2022
確かに、爪の面積が広く、デザイン性があるので、オシャレである。しかし、スカルプの特徴とも言える爪の長さが問題である。結構な長さがあるので、子どものお世話をするのには不向きであると言えるだろう。また、子どもを引っ掻いてしまい、傷つけてしまう危険性もある。子育てをしながら、スカルプネイルをするのはおすすめできない。
美容院でする?
子どもを預けることができたり、子ども連れでも可能なネイルサロンがあれば、美容院でするのがおすすめである。なぜなら、技術力が高く、自分好みのデザインにしてもらうことができるからだ。例えば、自分でネイルをしようとなると、道具を集めるところから始まるだろう。もし、美容院であれば、行くだけでネイルをすることが可能である。
しかし、美容院に行く暇がなかったり、費用が高いと言う声もあるだろう。そういう方はセルフネイルをするのがおすすめである。何か大切な行事がある時や自分へのご褒美として、たまに美容院でネイルをするのも良いだろう。デザインの相談に乗ってもらうことが可能で、自分好みのネイルに仕上げてもらうことができる。余裕がある人には美容院ですることがおすすめである。
おすすめは?
子育てをしながらするネイルのおすすめは3つある。1つ目は、ジェルネイルである。持ちが良くてオシャレで、ネイルがよれる心配がない。2つ目は、シンプルなデザインである。ストーンなどのパーツがついていると、取れてしまった時に子どもが間違えて飲み込んでしまう危険性があるからだ。3つ目は、美容院ですることである。道具を集める必要がなく、行くだけでオシャレなデザインに仕上げてもらえるからだ。
子育てをしながらネイルをするのであれば、美容院でシンプルなジェルネイルをしてもらうのが一番良いだろう。
子育てしながらでもネイルの資格は取れる?
自分でネイルをしているうちに上達し、ネイリストとして働きたいと思う人もいるだろう。そのために必要な資格について詳しく紹介していく。
どんな資格がある?
ネイリストを目指すために取得したい資格は、主に「JNECネイリスト技能検定」「JNAジェルネイル技能検定」「I-NAIL-Aジェルネイル技能検定」の3種類である。
JNECネイリスト技能検定
公益財団法人日本ネイリスト検定試験センターが主催している検定である。「ネイリスト検定」とも呼ばれている。ネイリストとしての必要な知識や技能の習得について、総合的に評価する資格試験だ。
試験は1〜3級まであり、実技試験と筆記試験がある。1・2級の試験の合格率は、40~50%程度のようだ。
JNAジェルネイル技能検定
NPO法人 日本ネイリスト協会が主催している検定である。「ジェルネイル検定」とも呼ばれている。ジェルネイルについての教養や技能の習得についてを評価する資格試験だ。
初級・中級・上級の3段階があり、実技試験と筆記試験がある。
I-NAIL-Aジェルネイル技能検定
NPO法人インターナショナルネイルアソシエーションが主催している検定である。ネイルのプロフェッショナル養成が目的の資格試験だ。ネイルスペシャリスト技能検定試験とジェルネイル技能検定試験の2種類の試験で、筆記・技能試験である。
子育てしながら資格を取得する方法は?
ネイリストの資格を取るための方法は4つある。1つ目は、美容専門学校に入学することで、2つ目は、ネイルスクールに通うことだ。これらは実際に学校に通わないといけないことから、子育てしながらではなかなか厳しいだろう。
3つ目は、通信講座を受講することで、4つ目は、独学である。この2つは学校に通うことなく、家で勉強することが可能である。通信講座と独学について詳しく説明していく。
通信講座
家にいながら学ぶことができ、時間の融通が効くことがメリットである。代表的なものだと、「ユーキャン」「ヒューマンアカデミー」などがある。子育ての隙間時間で学習することが可能だ。しかし、疑問があった時にすぐに解決することができないことと実技の習得が難しいことがデメリットである。それでも、家にいながら資格習得を目指せるのはすごいことだ。
独学
家にいながら学ぶことができ、尚且つ費用がかからないのがメリットである。しかし、知識や技能などを自分で学ぶには相当な努力が必要である。自分で教材や道具を用意する必要もあり、何から始めたらいいのかもわからないだろう。独学だと、特に時間が縛られることがないため、子育てしながらでも資格を取得することが可能であるだろう。だが、人の大事な爪を扱う仕事であるので、独学はあまりおすすめできない。
総括:子育てしながらのネイルについて
この記事のポイントをまとめると、
おすすめのポイント
- 爪の長さは短め
- ジェルネイル
- ストーンなどのパーツがないシンプルなデザイン
- 美容院でネイルをしてもらう
その他のポイント
- 新生児や0歳児がいてもネイルをすることができる
- マニキュアは一番手軽にできるが、マニキュアや除光液の匂いなどが心配
- スカルプは爪が長く、子どもを傷つけてしまう可能性がある
- 子育てをしながらネイルの資格を取ることも可能
子育てをしながらでもネイルができるのかについて解説してきた。指先のオシャレとして女性から人気の高いネイル。結論としては、ネイルをすることは可能ではあるが、子どもの安全のためにも種類をしっかりと選ぶ必要がある。
オシャレなママは子どもにとっても嬉しいことである。自分のオシャレのためだけでなく、大切な子どもの目線に立って考えてみてほしい。子育てをしながらネイルをしたいと考えている方に、この記事が役立ってくれたら嬉しい。