できるだけ安く、品質の良いマイホームを建てたいと考えている方も多いのではないだろうか。タマホームは、低価格でマイホームを建てることができるハウスメーカーとして有名である。特に20代の若い世代からは、ローコストで注文住宅が購入できると人気がある。
この記事では、参考になりそうな実際にタマホームで注文住宅を建てた方の体験ブログを要点と合わせて紹介していく。
タマホームとは?
タマホームとは、ローコストの木造住宅を建築している大手ハウスメーカーの一つである。坪単価30万円~と他の大手ハウスメーカーに比べ、かなり安くなっているため20代の若い世代から幅広い世代や「なるべく費用を抑えてマイホームを建てたい」と考えている方達に人気である。
またローコストだから品質を心配している方も多くいると思うが、タマホームは基礎や構造をこだわることで優れた耐震性・耐久性・断熱性・気密性を備え長期優良住宅に対応している。
なぜそこまでローコストで家を建てることができるのか。それは地域によって差はあるが標準仕様として選べる住宅設備メーカーを4社と限定して、商品を大量に仕入れることによって原価を抑えられることでローコストを実現できている。しかも選べる住宅設備メーカーは、「リクシル」「パナソニック」など大手メーカーのため品質が高い。
タマホーム 木望の家ブログ
木望の家は、3階建て住宅になっているため坪数が少ない土地でも空間を最大限生かした間取りを作ることが可能だ。また1階をガレージにしたり、店舗にすることもでき趣味や用途に柔軟に合わせることができるのが特徴だ。
タマホームで3階建住宅を建てた話
ブログ主の金融系社畜のたっきーさんが建てた、タマホームの3階建て狭小住宅について書いているブログになる。たっきーさんは、「木望の家グッド」と呼ばれる地域キャンペーンを使い屋根・外壁・窓・玄関・キッチン・トイレ・浴室・洗面所を無料でグレードアップさせてお得に家を建てている。
また実際の総金額や見積もりに含まれていない費用(地盤改良・電気工事・外交工事費など)の金額が詳細に説明されており、これから木望の家を建てる・検討している人には、とても参考になるだろう。
タマホーム 平屋の総額を公開しているブログ
タマホームの平屋は、標準仕様で耐震性・断熱性を国の基準をクリアしているため長期優良住宅に認定されている。またタマホームで平屋を建てるのであれば1,100万円以内で平屋を建てられる「シフクの家」がある。タマホームで平屋が建てられる商品は他に「大安心の家」「大地の家」「木麗な家」「ガレリアート」「グリーンエコの家」「和美彩」など7種類ある。ただし地域対応商品もあるため注意が必要だ。
タマホームのいろは
こちらのブログでは、タマホームの新築を検討している人向けになる。タマホーム住宅に関しての情報は、営業マンの話に付き合わなくてもこちらのブログから手に入る。そんなコンセプトで運営されている。
「平屋の特徴」「間取り」「平均総額」「平屋のメリット・デメリット」などが紹介されていて勉強になる。
2019年1月に開設されて2019年7月には更新がストップしているが、タマホームについての情報量は多い。
中卒、タマホームで平屋を建てる
ブログ主「りこ」さんが終の住処として建てたのが、25坪のタマホームの平屋である。貯金がほぼなかったりこさんは、中古住宅の購入のフルローンは審査が下りず、建売住宅購入を検討したが頭金が払えず断念。
そんな中、タマホームと出会い平屋(大安心の家)の注文住宅の計画が進むが本体価格11,213,653円(税抜き)から諸費用を含めてくと最終金額が倍の20,155,422円になり断念。
最終的にはタマホームの注文住宅よりも安価である規格住宅「シフクの家」で建てることになったそうだ。総金額も11,984,223円と予算内になり建てることになった。ブログには総金額や経緯など詳細に載っている。
2022年11月に更新はストップしているが、入居から6ヶ月までの出来事が書かれている。
タマホーム 二世帯住宅ブログ
低価格だからこそ二世帯住宅をタマホームで建てる方も多い。二世帯住宅と言えば「完全同居」「部分共用型」「完全分離型」の3パターンに分かれる。またかかる費用も大手ハウスメーカーなどの完全同居であれば2,500~4,000万円ぐらいであり、部分共用型・完全分離型になるとさらに約1.6~1.8倍費用が高くなる場合もある。
そんな中、タマホームで二世帯住宅を建てると完全分離型で3,000万円前後で建てている実例もある。そんなタマホームで二世帯住宅を建てたブログを紹介する。
大器晩成を信じて タマホーム×二世帯住宅
タマホームの新築二世帯住宅を建てて10年経つからこそわかる良い・悪いを経験したブログ主様が、これから二世帯住宅を建てようとしている人・考えている人の悩みを解消できるように客観的な視点で二世帯住宅について発信しているブログだ。
このブログでは、タマホームでの二世帯住宅の3階建てと2階建ての価格や間取り・メリット・デメリットについて詳しく説明されている。他にも二世帯住宅の防音対策・光熱費は分けるべきか・うまくやっていくポイント・二世帯同居するまでのロードマップなど二世帯同居のリアルな声が書かれている。
タマホームで二世帯住宅
完全分離型の二世帯住宅をタマホームで建てたブログ主様。生活スタイルが違う2つの家族が住むとなると嫁姑問題やそこに挟まれたブログ主様のストレスを考えて、家が狭くなっても予算が厳しくても完全分離型二世帯住宅にこだわっている。。そのお陰か嫁姑問題は起きていないそうだ。
ブログ主様がタマホームした決め手は、見積もり金額が他のハウスメーカーよりも安かったこと、全国展開している安心感、担当営業マンの感じの良さだという。実際かかった総金額はざっくりだが土地探しからの記事もあり参考できる部分が多い。
タマホーム Web内覧会をしているブログ
マイホームを検討している方が参考になるようなWeb内覧会をしているブログを紹介する。
タマホームで目指す低価格高性能なおしゃれハウス
30代会社員のよっしさんが運営しているタマホームで高性能の家を目指しているブログになる。2021年4月に完成しており、家が建つまでの道のりやよっしさんが感じた家を建てるための重要なポイントなどこれから家を建てる、考えている人にとても参考になる。
またタマホームのブログでは見かけない4,217,060円分もの高級オプションを付けている。付けて良かった高級オプションの金額と良かった点について書かれた記事があるため、オプション選びの参考になるの間違いなしだ。
タマで建てたよ
宅地建物取引士としてのキャリアが20年以上あるクロブチ(黒縁うさぎ)さんが運営しているブログだ。こちらは、ほぼ標準仕様で建てられた木麗の家になる。クロブチさんがタマホームに決めた理由は、大手ハウスメーカーの見積もりで約1000万円も安いローコストさと営業担当が信頼できた部分が決め手だったようだ。
ほぼ標準仕様でWeb内覧会をしているため、標準仕様で建てたタマホームの家として参考になるだろう。またサイトのデザインもシンプルで読みやすい。
「タマで建てたよ」
松本市で夢のマイホーム@タマホーム
「さめこパパ」と「さめこママ」の夫婦で運営しているブログになっている。2020年5月末に完成したタマホームの大安心の家は、玄関にニッチやリビングにある3.5畳の畳スペース、大工さんに作成してもらった洗面テーブルなど随所にこだわりを感じられるオリジナリティ溢れているマイホームになっている。
標準仕様ではなく、高級オプションではなく、もっと自分の好きなようにオリジナリティを全面に出したいと考えている人に参考になるだろう。
タマホーム 後悔しているブログを紹介
最悪
ペンキ屋さんタマホームのお家に住んでます!
タマホームで夢のマイホームを建てたペンキ屋さんが運営しているブログである。2017年に2年ぶりに更新された内容が「タマホームのアフターフォローが最悪」という題名でアップされている。
内容は、1年点検時に修理をお願いしていたシューズボックスの鏡の反りとクロスの剥がれを2年点検時まで忘れていたタマホーム。ペンキ屋さん曰く「お金が発生しない物件は後回し」にするとも書かれている。
修理をお願いしたにも関わらず1年間音沙汰なく、挙句の果てに「2年点検の日程はいつにしますか」と言われたペンキ屋さんの気持ちを考えると怒りが込み上がってきそうだ。
失敗・後悔
とりたぬ
年収400万で夢のマイホームを購入したとりたぬ夫婦さんが運営しているブログである。後悔しているポイントを紹介しているが、とりたぬ夫婦さんはタマホームにお願いしたことに大満足なのだとか。事前に知っていれば防げる後悔しているポイントを紹介しているため検討中の方におすすめだ。
後悔ポイントとしては「説明が少ない」「新人営業マンが多い・担当営業選びは慎重に」「伝えたことを忘れることがあるため確認は何度もするべし」「図面通りに出来ない」「対応が遅い」「素人が確認しない箇所は手抜きしている可能性大」など説明している。詳しい内容はブログで確認して欲しい。
「とりたぬ」
トラブル
大器晩成を信じて
二世帯住宅でも紹介した「大器晩成を信じて」の施主様にもトラブルが起こっていた。そのトラブルとは、業者の車をどこに駐車するかである。土地が広ければ敷地内に駐車できるが、駐車できるスペースがなければ、家の前(路上駐車)か月極駐車場を借りるしかない。
ただタマホームの場合は、業者の車の月極駐車場代は施主が払うことになっており、工事期間1.5か月×車3台分で月36,000円。少しでも節約したいというのが施主の気持ちではないだろうか。結局、家の前に路上駐車していたが近隣の住民からクレームが入りトラブルになり、月極駐車場を借りたそうだ。詳しい内容はブログで確認して欲しい。
タマホームで目指す低価格高性能なおしゃれハウス
Web閲覧会で紹介した「タマホームで目指す低価格高性能なおしゃれハウス」の施主様にもトラブルがあった。間取りがおおよそ決まったにも関わらず、設計部が多忙のため見積もりが出てこない事態に。ただ担当営業から「以前出した見積もりの金額から大きく変わることはない」と伝えられ安心していた施主様。
ただ一部変更合意する当日にも見積もりが出来上がらず、その2日後に見積もりが渡される事態へ。さらに出来上がった見積もりを確認すると担当営業の確認不足が原因で約84万円を上乗せした見積もり金額に。結局タマホームとの話し合いで施主様の負担は、約30万円弱に減ることになったが30万円は大きすぎる金額である。詳しい内容はブログで確認して欲しい。
欠陥住宅かも?
ゆうためこやけのタマホームで家建てブログ
2023年3月に引き渡しされたTHA TAMAHOME TYPE Aのプランの建築の記録として、施主様のゆうためこやけさんが運営しているブログである。「自分の家は欠陥住宅なのか?」という記事がある。
タッチレス水栓は浄水器しか水が出なかったり、玄関からリビングに入るメインの扉を開くたびに脱輪、床材も剥がれる始末。他にはコンセントの一部が欠けていたり、ドアを開閉する時にキーキーと音がなったりと入居してから数々の不具合が出ている。詳しい内容はブログで確認して欲しい。
統括:タマホームのブログは参考に情報がたくさんある
この記事のポイントをまとめると、
- タマホームは、ローコストが売りの大手ハウスメーカーの一つ
- 耐震性・耐久性を備えている長期優良住宅に認定されている
- ローコストだが住宅設備メーカーは、「リクシル」「パナソニック」など大手メーカーのため品質は高い
- 担当営業・施工業者に不満を持つ方が多い
- タマホームの住宅に対して不満はなく、次もタマホームに頼みたい方が多い
- ブログにはリアルな施主様の声が聞くことができる
この記事では、タマホームのブログについてまとめている。タマホームでマイホームを建てるプロセスやかかった費用、住んでみて思ったこと後悔したことなどについて書かれているブログは数多く存在している。
ブログを運営している方の公開理由としては「マイホームを検討している方へ参考になるように」「同じような失敗・後悔をしないための情報共有」などこれからマイホームを建てる方のために情報発信をしている方が多い。
ブログには、実際に体験してみたからこそわかったこと、気を付けなければいけないことが鮮明に見えてくる。タマホームでマイホームを検討する時にぜひ活用して欲しい。