2019年にラグビーワールドカップが日本で開催された時、今までラグビーに興味のなかった人たちもその熱い戦いに熱狂し、巷ではラグビーブームが巻き起こった。
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あれから4年、今年はフランスでラグビーワールドカップ2023の開催が予定されている。前回よりもラグビーの認知度が上がっている中の開催となるため、自国開催ではないが今回の大会も話題になることは間違いないだろう。テレビでラグビー選手らの活躍を見て、自分もやってみたいと思う子供たちも多いはずだ。
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この記事では、三重県内や鈴鹿市近辺でのおすすめラグビースクールを紹介している。また、ラグビースクールの体験会に参加する場合のチェックポイントなども解説しているので、今からラグビーを始めようとしている人、三重県内や鈴鹿市近辺でラグビースクールを探している人のお役に立てれば幸いである。
鈴鹿市近辺のおすすめラグビースクールは?
三重県ラグビーフットボール協会に登録されているラグビースクールは以下の6つである。三重県内でラグビースクールをお探しならば、こちらから自宅に近いスクールに問い合わせてみてはいかがだろうか。
桑名ジュニアラグビーフットボールクラブ
桑名市で幼児~中学生を対象としたラグビークラブ。
【活動日時】 | 毎週火曜日18:30~20:00 毎週土曜日 9:00~11:00 |
【活動場所】 | 桑名市立城東小学校(冬季はお休み) 多度アイリスパークの芝生広場 |
【対象年齢】 | 幼児~中学生 |
【公式サイトなど】 | https://ameblo.jp/kuwana-rugby/ |
熊野ラグビースクール
熊野市内で毎週日曜日に活動している。年会費12000円(兄弟で入会の場合2人目10000円)。
【活動日時】 | 毎週日曜日 |
【活動場所】 | 熊野市内 |
【対象年齢】 | |
【公式サイトなど】 | https://www.facebook.com/kumanoRS/ |
鈴鹿ラグビースクール
2007年4月開校のラグビースクール。年会費8000円(2人目以降4000円)
遠征・交流なども活発に行われている。
【活動日時】 | 毎週日曜日 9:30~12:00 |
【活動場所】 | ホンダアクティブランド(鈴鹿市住吉町) |
【対象年齢】 | 幼稚園児・小学生・中学生 |
【公式サイトなど】 | https://plaza.rakuten.co.jp/suzukarugby/ |
志摩ラグビースクール
【活動日時】 | 毎週日曜日 |
【活動場所】 | 志摩高 |
【対象年齢】 | 小1から中3 |
【公式サイトなど】 | https://ja-jp.facebook.com/ZhiMoragubisukuru/ |
津高虎ラグビースクール
三重県津市のジュニアラグビーチーム。スクール見学や体験は随時受付。体験教室を月に一回ペースで行っている。幼児(4歳)から中学生まで年会費は1000円~6000円。
【活動日時】 | 週3日程度 |
【活動場所】 | 津市、松阪市 |
【対象年齢】 | 幼児(4歳)から中学生 |
【公式サイトなど】 | https://www.tsu-takatora-rugby.com/ |
四日市ジュニアラグビーフットボールクラブ
交流戦・公式戦、イベントなど随時行っている。
【活動日時】 | 毎週日曜日 火曜日木曜日はナイター練習 |
【活動場所】 | 朝明高校グラウンド、四日市中央緑地公園グラウンドなど |
【対象年齢】 | |
【公式サイトなど】 | https://yokkaichi-jr-rugby.com/ |
中学生からラグビースクールに通うのはあり?
ラグビースクールは3歳くらいから入会可能なところが多いため、早く始めるほど有利ではと思ってしまうが、中学生からラグビースクールに通い始めるのは遅いのだろうか。
日本ラグビーフットボール協会が公表している「2022年3月度 選手・役員・チーム登録リスト」によると、中学生の競技人口はラグビースクール・ジュニアクラブ・中学校を合わせて約13,000人。対して高校生の競技人口は約20,000人。
中学まででラグビーをやめる子もいることを考えると、高校でラグビーをやっている人の半数近くが高校から始めたと予想できる。ラグビーは大人になっても長く続けられるスポーツなので、中学から始めることは決して遅くはないと思われる。
たとえば、ラグビーワールドカップ日本代表で活躍した稲垣啓太選手は小中と野球をやっていたが、兄が高校でラグビーをやっていたことがきっかけで、14歳からラグビーを始めている。他にも高校からラグビーを始めて日本代表になった選手もいるため、小さい頃からやっていないと活躍できないというスポーツではないようだ。
ラグビースクールの体験ではここをチェック
日本ラグビーフットボール協会によると、ラグビーの国内における普及を目的としたラグビー体験会が2018年より毎年行われており、2022年は約6,500人の児童・生徒が体験会に参加しそのうち約2,000人が各ラグビースクールに入会しているという。
2023年9月からはラグビーワールドカップの開催が予定されており、さらにラグビーに興味を持つ子供たちも増えるのではないかと期待されている。
今後ラグビースクールの体験会に参加して入会を考えるときに、ここはチェックしておくべきというポイントをいくつか紹介していく。入会前によく見極めて我が子に合ったスクールを選んであげよう。
スポーツ少年団とスクールの違いを知っておく
体験会を行っている団体は大きく分けてスポーツ少年団とスクールがあると思われる。この二つの違いはどういったところになるのだろうか。
スポーツ少年団は主に地域の小学校などで放課後練習し、週末に練習試合などを行っている。メンバーも近くに住む子供たちで主に構成されている。すでに少年団に所属している友達から誘われて入団するという子供も多い。
保護者も運営に携わることが多く、コーチや運転手などで駆り出されることも度々あるだろう。親の負担が多くなる代わりに近くで子供の成長を実感でき、子供のスポーツを通じて地域の保護者とも親しくなれるなどのメリットもある。
子供自身も同じ小学校の子供たちがメンバーにいるため馴染みやすく、家から近い場所で練習が行われるため通いやすいという点がある。
スクールは習い事のひとつとして運営されているので、保護者の負担は少ないがその分月謝が高くなることが多い。コーチは資格保持者であり、練習プログラムや設備もスポーツ少年団に比べるとレベルが高いものが供与されるだろう。
家から離れた場所が練習場になっている場合は、親が送迎することもあるがスクールの送迎車が自宅まで迎えに来てくれるというところもあるようだ。子供のラグビーへの興味関心の度合いや適性、親の協力がどれくらい可能かなどによって、どちらを選ぶか決めるといいのではないだろうか。
子供との相性が一番大事
少年団やスクールなどそれぞれ特徴のあるスクールをいくつか見学に行ってみて、子供が楽しく通えそうだというところが一番大事なことである。どこのスクールも見学や体験会を行っているので、まずは体験に参加して本人のラグビーをやりたいという気持ち、ラグビーが楽しいと思う気持ちを大切に、スクールを決定してはいかがだろうか。
鈴鹿ラグビースクールの他にも!全国のラグビースクール
全国にあるラグビースクールの中でおすすめのスクールを紹介していく。もちろん他にも多くのスクールがあるので、ご自分の居住エリア近くにスクールがあればぜひ体験などに参加してラグビーに親しんでみてはどうだろうか。
柏原ラグビースクール
柏原市初のラグビースクール。技術向上だけでなくラグビーを通しての交流や社会性を育てるという理念のもと活動している。
【活動日時】 | 土曜日、日曜日 |
【活動場所】 | 柏原市 石川河川敷グランド |
【対象年齢】 | 小学生〜中学生 |
【公式サイトなど】 | https://kashiwara-rugby.crayonsite.net/ |
TESTラグビースクール(興國パフォーマンスアカデミーラグビースクール/クラブ)
2020年4月設立された中学生対象のラグビースクール。興國高校ラグビー部の全面バックアップで活動している。小学生向けのラグビーアカデミーも毎週火曜と木曜に開催されている。
【活動日時】 | 毎週火曜・木曜と週末 |
【活動場所】 | 大阪市 |
【対象年齢】 | 小1~中学生 |
【公式サイトなど】 | https://twitter.com/kpars2020 |
Kcラグビースクール
【活動日時】 | |
【活動場所】 | 福岡県筑後地域 |
【対象年齢】 | 小学校高学年から中学生 |
【公式サイトなど】 | https://www.rugby-japan.jp/RugbyFamilyGuide/14494/ |
asukaラグビースクール
子供たちがラグビーを楽しんで、好きになってほしいという思いで指導にあたっている。
【活動日時】 | 毎週日曜日9時〜12時程度(月6回程度) |
【活動場所】 | ヤナギフィールド(奈良市芝辻町) |
【対象年齢】 | 5歳~13歳の男女 |
【公式サイトなど】 | http://asuka-sports.com/rugby/ |
淀川ラグビースクールホワイトナイツ
淀川ジュニアスポーツスクールホワイトナイツは、ラグビースクールとアスレチックスクールを運営している。スポーツを通して自己肯定感を高め、総合的な体力の向上を目的としている。
【活動日時】 | 毎週日曜日09:00~12:00 |
【活動場所】 | 淀川河川敷姫島グラウンド |
【対象年齢】 | 小1~小6 中1~中3 |
【公式サイトなど】 | https://yodogawa-whiteknights.com/ |
八幡ラグビースクール
アットホームな雰囲気の中、ラグビーボールに触るのが初めてという子も楽しく身体を動かしている。
【活動日時】 | 毎週日曜9:00~11:00 |
【活動場所】 | 八幡市立八幡小学校 |
【対象年齢】 | 男女問わず 3歳位~小・中学生 |
【公式サイトなど】 | https://kyotoyawatarugbyschool.amebaownd.com/ |
ラグビースクールジャパンとは?ラグビーとは無関係?
ラグビースクールジャパンとは、千葉大学の敷地内に2023年9月開校予定のパブリックスクールである。英国で450年の歴史がある名門校の理念を受け継ぐインターナショナルスクールが日本に開校するということで、教育関係者や保護者から注目を集めている。
このラグビースクールはスポーツのラグビーとどのような関係があるのだろうか?実はラグビーの発祥は、1823年にイングランドのラグビー校で一人の少年がフットボールの試合中にボールを手に持ち走り出したこと、だとされているのだ。
そのため、このスポーツに発祥の地であるラグビーという名前が付けられた。今回開校が予定されているラグビースクールジャパンでも、国際規格のラグビー場が整備されるとのことだ。
総括:鈴鹿市近辺のおすすめラグビースクールは?
この記事のポイントをまとめると
- 2023年はラグビーワールドカップフランス大会が開催予定
- 三重県鈴鹿市近辺のおすすめラグビースクールを紹介
- 中学生からラグビースクールに通うのは決して遅くない
- 興味がある人はラグビースクールの体験会に参加してみよう
- 体験会では少年団やスクールなど団体の特徴をよく見ることが必要
- 最終的には子供が気に入るかどうか、相性が大切
- ラグビースクールジャパンは英国のパブリックスクール日本校
- ラグビースクールがラグビーの発祥の地とされている
ラグビーは、「One for all, All for one」がスローガンとして有名だが、チームプレイであるラグビーを習うことで子供の協調性をはぐくみ、日々のトレーニングを通して心身の鍛錬を行うことができる。
丈夫な身体だけでなく、チームワークを大事にする心や戦況を判断し行動を決める決断力などが、子供の将来に必ずや役に立つ日が来るだろう。