子育ては適当でも大丈夫?海外や昔の子育て事情をご紹介

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初めての出産・育児、そして毎日の家事で気持ちがいっぱいになるお母さんもいると思う。特に第一子を出産した時は、毎日子供が死なないよう必死に頑張ってるそんなお母さんに言いたいのは「少し肩の力を抜いて適当に子育てや家事をしてみて」だ。 適当と聞いて驚くかもしれないが、子育ては長期戦だ。育児・家事を毎日全力で頑張ってしまうと「疲れた」「辛い」「いつまで続くのかな」など心も体も疲れてしまうことになる。

大丈夫と思える範囲で手を抜くと気持ちにも余裕ができ、お母さんに余裕があると子供にも良い影響がある。また適当の意味を調べると「ほどよい」「ふさわしいこと」「条件や目的にうまく当てはまること」悪い意味ではない。

またチャイルドカウンセラー資格を保有し「ほどほど育児 失敗したっていいじゃない」の著者の子育てインフルエンサーの木下ゆーきさんも【適当】をおすすめしてる。

この記事では、適当でほどよい子育てについて調べてみた。子育てに疲れているお母さんにぜひ読んで欲しい。



子育てが適当な人ってどんな人?

「子育て 適当 人」と検索をしてみると下のような特徴が出てくる。

  • 肩の力が抜けている人
  • ほどよく手を抜いてる人
  • 最低限の家事しかしない人

子育てが適当な人ほど、子育てに余裕がある・子育てを楽しんでいて子供と一緒に笑いながら過ごしているのが事実である。なぜ適当に子育てをしている人には、余裕があって子育てを楽しめるのか検証していきたい。

子育てを適当にするってどういうこと?

極端にお世話をしない・育児をしないのではなく、ほどよく手を抜きながら心に余裕ができている状態のことを指してる。では、新生児・赤ちゃんの時や海外や昔の子育て事情について紹介していく。

新生児や赤ちゃんの適当な子育て

育児書やSNSなどに育児の情報が溢れている。「〇〇したほうがいい」「〇〇はダメ」「〇〇を使う」「授乳回数は〇回」など調べれば調べるほど育児の方法はわかるが、必ずしも我が子にその情報の内容は合っているのかどうなのかを調べる必要がある。

例えば、赤ちゃんの時に早寝早起きをしたほうが良いと書いてあるが、自分の子供は全然寝てくれない。だけど寝かせないといけないと思い、寝かせようと頑張るが、全然寝ない。お母さんもイライラするし疲れてしまい、さらにイライラしたお母さんんを見た赤ちゃんも寝ないの負のループになる。

  • 添い寝してあげる
  • 背中をさすったり・トントンする
  • 子守唄を歌ったり、落ち着くような音楽を聴かせる
  • 寝る前に絵本を読む
  • 同じ時間に寝るようにして電気を消す

など育児書やSNSで寝かせる方法を片っ端から試したけど、全然寝ない場合は諦めることも大切だ。もう少し大きくなれば必ず寝るようになるし、寝る時までイライラするのはお互い辛い。

集めた情報を自分や子供に合っているかどうかで取捨選択していくと、今よりも少しでも子育てが楽になるのだ。

海外ではどうなの?

フィンランド

フィンランドでは、親が子供の遊びに参加しないのは当たり前である。日本と違い親と子供の時間を大切にしているため、子供を自由に遊ばせてる間に親は自分の時間を楽しむようにしている。

また他の子供と比較することが少ないフィンランド。日本のように「1歳で歩き始め、3歳ぐらいには一人で靴が履けるようになる」など発達の目安があるが、フィンランドにはなく一人ひとりの成長スピードや個性・性格を重視して子育てをしている。

つまり「〇〇ちゃんはできているのに」「育児書と違う」と子供を比較して焦る必要はないということ。

アメリカ

アメリカでは、家事や育児を外注することが当たり前である。例えば、共働きの多いアメリカでは、
【夫婦で出かける時はベビーシッターに頼む】
【掃除は、家事代行に頼む】
【食事は、毎日作ることは少なくデリバリーや総菜】

また月に1回夜に子供を預かり夫婦の時間や友達と夜遊べるようにしている保育園があるという。

家事や育児を外注しつつ、仕事と家族・自分の時間を大切にしているのがわかる。

フランス

添い寝をしているのは日本だけで海外では、新生児から1人寝かす習慣があり添い寝はしないそうだ。なぜかというと自分・夫婦の時間を大切にしたいからである。

またトイレトレーニングに関しても「大人になれば取れる」と考えていて積極的にしていない。トイレトレーニングをしていないため、トイレトレーニングのストレスを感じることもなく穏やかな気持ちで日々過ごすことができる。

子供の夜泣き悩んでいる人には、ぜひ読んで欲しいフランス流育児が学べる本「フランス人は夜泣きをしない」がある。夜泣きの具体的なトレーニング方法や肩の力を抜いた育児方法が紹介されており、またレビューでは「育児が楽になった」「朝までぐっすり寝てくれるようになった」など高評価で夜泣きに困っている人にとても参考になる。

海外の適当な子育ての根本には、自分たちの時間を持ちたい・大切にしたいという思いからだと感じる。日本の場合は、自分のことよりも子供を中心に考えているので苦しくなったり、疲れたりするのが現状である。

全て自分がやらないといけないと思わないで、疲れていれば家事や育児を外注したり、自分の時間を大切にしている海外育児も参考にして欲しい。

昔の子育てはどうだった?

昔の育児では、育児の情報がほとんどなかったため、昔の人の知恵や近所の人に教えてもらうなどしながら自己流でしていたことがほとんどである。

祖母や母親に聞くと「赤ちゃんは泣くのが仕事だから、昔は赤ちゃんが泣いていようが放置して家事をしていたこともあった」そうだ。また親戚や近所の人と一緒に子育てをしているので、今みたいに周りの目はそこまで気にならないのが羨ましい。

昔は、受ける予防接種の数も少なく水疱瘡やおたふく風邪など近所の子がかかった時にウィルスを貰うという今では考えられないようなこともあった。私も子供の頃おたふく風邪にかかった時に近所の子供たちがお見舞いにきてくれたことがあったが、お見舞いではなくウィルスを貰いにきていたのかもしれない。

現在の細かなことに気を付けながらしている育児よりも自分に合った育児を考え、程よく適当育児をしていた印象を受ける。



適当なご飯ってどんなの?

育児をしながら、栄養を考えた献立を毎日3食手作りするなんて疲れるのは当たり前である。料理好きならまだしも料理が苦手な人だと苦痛のなにものでもないからだ。ここでは、のせるだけ、買うだけ・火を使わないなどのご飯を紹介したい。

ポケモンパン、スナックパン、アンパンマンパンなどスティックタイプのパンだと食べこぼしの心配もないので、適当なご飯の中では人気だ。また栄養が心配な親に対しても「野菜入り」と気遣いがあるのも人気の理由だ。

ご飯にのせるシリーズの断トツの人気は、「納豆」と「ふりかけ」だ。納豆は、食べたあとの片付けが大変だが、栄養バランスに関して適当なご飯の中ではNo.1なので母親からの支持も多い。また手軽に用意できるのでふりかけも人気だ。かけるだけでご飯が用意できるだけでなく、小食の子でも食べてくれる確率が高いからだ子供に人気な冷凍うどん、そうめんなども適当なご飯にはかかせないメニューだ。栄養バランスが気になるなら総菜や冷凍食品・市販の離乳食もおすすめだ。

他の手抜きメニュー

他にも少し手の込んだメニューを紹介したい。

  • ご飯を多めに炊いて2・3日分の焼きおにぎりをストックしておく
  • カット野菜の千切りとコーンのみの簡単お好み焼き
  • 前の晩御飯を多めに作ってお昼に食べる
  • 常備してある冷凍オクラ、納豆、焼いた卵で3色丼。卵を焼きたくない時は鮭フレーク

「本当にこんなメニューでいいのかな」と不安になるかもしれないが、食べないご飯よりも子供が笑顔で「美味しい」と言って食べてる姿のほうが嬉しいくないだろうか。そして偏食で小食の子だと頑張って作った料理を食べてもらえず落ち込むより「食べてもらえれば適当でいいやー。」と思えば親の気分も晴れると感じる。

栄養バランスが取れた食事よりも簡単でも親と笑いながら食べられる食事の方が子供にとって幸せである。

旦那の子育てが適当過ぎてイライラする

旦那が子育てを手伝ってくれる時があるが、その行動が「適当すぎる」と妻のイライラを増長させていることがある。なぜ手伝っているのに妻をイライラさせてしまうのか、原因はいくつかある。

  • 旦那に任せたのにスマホを見ながら育児をしている。見ながらミルクをあげてる。
  • わからない、知らないことは自己流で危険な時もある。でも自ら調べない。
  • ・子供の機嫌が悪くなると逃げる

妻が整えた状態で育児をしてるからこそスムーズに育児を手伝えてることも。また家事に関しては、こんな声もある。

また先日は私が仕事のため、前々から子供のお世話を頼んでいたのですが、その際も子供を片手で横抱きしながら子供の顔が前にダランとなった状態でフライパンで料理してました。油が顔に飛びそうで怖くてすぐに注意してやめてもらいました。

発言小町より引用

家族のために仕事を頑張って疲れてるのはわかるが、1日中意思が通じない子供と一緒にいる妻のことも考えて欲しい。2人の赤ちゃんだから積極的に育児に参加してくれることが妻にとってどれだけ有難いことか旦那に伝えたい。

2人目の子育てが適当になる理由

多くのお母さんは、二人目育児で適当になることがある。なぜかというと一人目の時は、育児の知識がなく素人同然だったが、二人目の育児の時には経験値がレベルアップし、余裕ができ手の抜きどころがわかってくるから適当になっているからだ。

「こんなに適当に育児しているの自分だけかもしれない」と不安に感じるかもしれないが、実は二人目育児が適当になってる人は思った以上に多いようだ。SNSやTwitterで検索をしてみると共感できる適当になってしまったお母さんたちの二人目育児の投稿がたくさん出てくる。適当過ぎて心が折れそうな人でも、投稿を見て心強く感じる母親もいるだろう。もし「このまの適当で大丈夫?」不安になっていたらぜひ検索してみて欲しい。

また具体的な内容も紹介していく。

哺乳瓶などの除菌をするのを忘れる

第一子の時は、おもちゃや哺乳瓶など子供が触るものは除菌して綺麗にしていたが、二人目になると哺乳瓶を除菌するのを忘れる人が増えてくる傾向にある。ある程度、除菌しなくても大丈夫なことを一人目で学び、また二人目になると子育て・家事に忙しく丁寧な育児をしている余裕が無くなっていくのも事実である。

ご飯を食べなくても気にしない

ご飯を食べなくても気にしないのが二人目育児。一人目で頑張って食べさせようとしても食べないことが分かっているからで「おなかが空いたら食べる」とおおらかな気持ちで構えている親が多くなる。

発熱しても慌てない。鼻水は風邪じゃない

発熱しても慌てないのが二人目育児。病院に行っても「風邪ですね。薬出しておきます」と言われて終わることを知っているから動じないお母さんが増える。

いつの間にか成長している

一人目の時は、「寝返りした日」「ハイハイした日」「初めて歩いた日」など日記や写真・動画に残している人が多いと思うが、二人目になると「あれ?いつの間にか歩いてる」など気づいたら成長していることもある。

家事が適当になるのは当たり前

子育ても家事も完璧にやることは難しい。むしろ完璧にやろうとして頑張って心や身体を壊しているお母さんもたくさんいる。
そんなお母さんに届けたい1冊がある。「家事なんて適当でいい!」の著者、「死なせない育児」を推奨しているボンベイさん。

最低限の食事に掃除、赤ちゃんの清潔さを保てていれば、完璧に家事をしなくても死なないと発信している。育児に手いっぱいで家事が全然できない時もある。他のお母さんもきっと家事・育児を適当にしているがSNSなど発信していないだけ。など「そうだったのか。」と育児本とは違う角度から育児について切り込んでいるので、読むと落ち込んでたり悩んでたりしていた気持ちが解消されている人も多い。

ぜひ、育児が辛い、疲れたと感じる人に読んで欲しい。



総括:子育ては適当が一番大切

この記事のポイントをまとめると

  • 新生児・赤ちゃんの子育ては、完璧にしようとすると心も身体も疲れる
  • 海外の子育ては、親や子供の時間を大切にしている
  • 昔の子育ては、自己流でおおらかな育児
  • 子育て中のご飯は、栄養バランスよりも親と子供が笑顔になれるものがおすすめ
  • 旦那の子育ては、危険がなければおおらかな気持ちで見守る
  • 2人目の育児が適当になるのは、一人目の経験があるから当たり前
  • 子育てと家事を完璧にするのは難しい。家事なんか適当で大丈夫

特に一人目の育児は、わからないことばかりで育児書に書いてあることを完璧にしようと頑張ってしまうお母さんもいる。ただ海外も昔の育児でも今の日本みたいに神経質になりながら育児をしていないことをわかって欲しい。育児も家事も完璧にできる人なんて極少数しかいない。

最低限の家事をすれば生きていける。そして子育ても子供に合う合わないと取捨選択し、手を抜ける部分は抜いていくのがいい。子育ては長期戦なので、ゆっくり焦らずにしていけると、今よりも少し子育てが楽になり、親子で笑顔になることも増えるだろう。

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